治工具の整頓 | 治工具除去
治工具や刃具、あるいは金型等は、材料・部品等と異なった性格をもっている。つまり、それらは使い終わったら、再び戻ってくること。そこで治工具類の整頓の乱れを質すには、まず、その仕組みの中に、戻しやすさを工夫すること。その点を考慮すれば、おそらく乱れは半減するはずである。
治工具の整頓には、”崩れにくさ”という面からみて、いくつかの段階がある。これを「治工具整頓の進化論」と称している。
治工具類の”乱れない整頓”を追求していくと”使わない整頓”にいきつく。整頓すべき物がなければ当然”乱れ”は生じない。この治工具除去対策には、次の方法がある。
①用具の共通化→治工具数を減らす
②用具の代替化→治工具機能を他に転化
③手段の代替化→手段そのものを代替
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