U字ライン
流れ生産における工程レイアウトの基本。未加工品を取って、次々に加工をし完成品にしてワークを置く、そして未加工品を取る工程にすぐ入れる形にすれば、戻りのムダがない。その形がU字ライン。
このラインをワークの投入(Input)と取り出し(Output)の位置を限りなく近づけることから「I/O一致の原則」という。
U字ラインでは設備はUの字状に配置され、一般のライン生産方式と違って作業者は設備に固定されません。1人で複数の作業工程をこなすことから、作業の所要時間や作業者による作業速度の相違による工程間の待ち時間が発生せず、適切な作業の割当てを行いやすいです。さらに作業者はU字の内側に置かれるため背後の工程へもわずかな移動で対応でき、作業効率がよいです。
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