P-Q分析
PQ分析のPはproduct(生産物、製品、品目)、Qはquantity(量)の意。横軸に品目、縦軸に生産量や出荷量をとり、生産品目を量の多い順に並べて比較したグラフ。
量産品目、個別生産品目を明らかにして、生産管理・資材管理の手掛りを得るために分析する。
PはProducts の略でいわば”製品”のこと、QはQuantityの略で”生産量”を意味する。つまり物造りを”品種と量”の2つの観点から、数値上分析することをいう。「流れ生産」のライン化構想の準備資料になる。手順は以下のとおり。
①分析期間(3ヵ月~半年)を設定し、P-Qの各数値を洗い出す。
②数値を一覧表にまとめる。これは「P-Q分析リスト」という。この際、品目は生産量の多い順に記入し、累計・比率を算出する。
③「P-Q分析リスト」をグラフ化する。これは「P-Q分析表」と呼ばれ、縦軸に生産量、横軸に品目をとり、各生産量を”棒グラフ”、累計パーセントを”折れ線グラフ”で表す。
④②・③をもとに、ラインを組み立てていく。”量を造るライン”は1品目専用ライン化、”品種を造るライン”は複数品目共通ライン化およびG/Tライン化、ライン化なし、等。
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