作業標準書とは? |作業指導書、作業手順書
(英語:Job instruction sheet)
作業を行うのに必要な機械の操作、治具の交換、段取り替え、加工作業の方法等、作業上とくに必要な注意事項を記入したものをいう。
作業者に作業標準を基づいて作業の仕方を示した指導書。作業するうえで守らなければならないルールやコツをまとめたもの。部品の持ち方、持つ位置、組み付け基準、使用する工具検査規格を記載。*作業標準(英語:Manufacturing Standard)作業条件、作業方法、管理方法、使用材料、使用設備その他の注意事項などに関する基準を定めたもの。
作業指導書、作業手順書、作業マニュアルも作業標準書のひとつ、職場、会社ごと名称が異なるだけ。
基本的な作成方法、使用方法は同じです。
出典画像:NCネットワークより
なぜ、作業標準書が必要か | 標準時間のバラツキ | 工場技術ノウハウの継承
作業標準書がないと下記の問題が発生する。
1)作業者の作業方法ばらつきによる品質トラブル、標準時間(ST)のバラツキによる生産台数の低下。
2)GOOD作業の未把握、未確定。
3)文書化していないと正確に伝達できない。
4)工場技術ノウハウの継承ができない。
5)作業改善する場合の各担当、部署間の情報の共有がしにくい。
6)新人作業者に正確に指導、教育できない。
7)不良品がお客様に流失する。
8)お客様からの品質保証文書の要求に応えられない。
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