加重平均法
棚卸資産評価や出庫金額算出の手法の1つで、異なる単価の在庫品を受入れても、その単価に数量を加重して計算する方法である。
データの合計をデータ数で単純に割った平均値を「単純平均」といい、各データに重みを付けて算出した平均を「加重平均」といいます。
具体的には2種類以上の単価がある時、単純に平均せず、それぞれの個数の差を加味して計算する方法です。
100円のものが20個と200円のものが40個あった場合、個数を考慮して以下のように計算します。
(100×20+200×40)÷(20+40)=166.6円
つまり、合計金額(10000円)を合計個数(60個)で割るという考え方です。
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