清掃保全 | 初期清掃
清掃保全とはTMP設備保全でいう初期清掃のこと。
清掃と保全は業務上相関関係にあり、清掃は保全活動と一対で行うことが望ましい。
つまり、日常の「キレイにする清掃」を徹底すれば、正常に稼働・可動している状態を把握することができ、おのずと異常を発見するという”点検”業務が加わった「感知する清掃」となり、正常な状態を保つためには、その異常を復元もしくは改革するという”保全”業務が必要であり、「改革する清掃」、すなわち「清掃保全」の形をとることになる。
また、発見した異常はその場で作業者自身が即時に復元・改革する「即時保全」が原則となり、それが困難な場合は、保全部門への「依頼保全」とする。
第1 ステップ:初期清掃
1.清掃の意味:
治工具、設備に付着したゴミ、汚れを除去 することにより 設備の潜在欠陥を顕微化させ発見する。
2.欠陥摘出のポイント:
五感により不具合を発見
・見る(変形・破損・外れ)
・触る(発熱・振動・ガタ)
・磨く(傷、打痕)
・聞く(異音、音量変化)
・嗅ぐ(異臭)
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