稼働率

設備の7大ロスと設備総合効率の関係

生産指標の1つ。
JIT生産方式では「作業=動き+働き」の中で、動き=ムダ、働き=付加価値と定義されるように、「動」「働」の文字は同音対義語として使い分け、後者が改革のキーワードとなっている。
よって「カドウ」と表記する場合も、「稼動」「稼働」の2とおりの解釈があり、「稼動率」と「稼働率」も異なった意味をもつ。これらは通常、生産にかかる所要時間を単位として求められる。稼動率は次の式で表す。

稼動率=稼動時間/操業時間×100%

しかし、稼動時間の内訳は、稼働時間およびムダな時間を含むため、稼動率を基準に”能率向上”を施策すると、単に動かす時間だけを増やす残業による労働強化や、機械設備の”自動化”など、”見かけ”は生産性が上がるが顧客不在の物造りとなり、かえってムダを増幅させ、コスト高も招きかねない。
一方、稼働率では作業内における付加価値比率で求める。すなわち正味加工度、”働き”度といい換えられる。算式は以下のとおりである。

稼働率=稼働時間/稼動時間×100%

※稼働時間=サイクルタイム×顧客要求数
つまり真の稼働率とは顧客要求高=産出高を絶対条件とし、かつ生産性アップを実現するには、まず7ゼロに基づく”ムダ取り”が先決であり、稼動時間=稼働時間+ムダゼロとなる、稼働率100%により近づけていくことを理想とする。

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