最終検査
製造過程における検査の1つで、製造工程の最終段階で行う完成品検査を指す。これは、完成品が製品としての要求事項を満足しているか否かの判別がなされ、顧客に対する信用の低下や各種の問題、損失を未然に防ぐために行われる。製造過程には、そのほかに、受入検査や工程検査があるが、これらは購入原材料や加工部品、組立品など構成品を対象とした検査で完成品の検査ではない。最終検査では顧客の要求も含め製品全体を検査する。
基本的には顧客の要求を満たす項目を全数検査する、よって数人の検査員が必要になる。
関連記事:抜き取り検査
コメント