調整作業
段取り作業の1つで、設備機械等の基準を変更するための作業を意味する。一般にこの調整作業は「熟練工でなければ」という固定観念から特別視され、個々の作業者に頼る傾向が見られる。しかし大方、作業に基準はなく目と勘で調整されている。
たとえば、以下のようなものがあげられる。
●金型の位置を調整する
●シャットハイトの高さを調整する
●締め付けの高さを調整する
●送りローラーの厚み、幅を調整する
●コンベアの幅を調整する
これらは、実際には付加価値とは何ら関係はなく「ムダ」といえる。段取りの時間短縮のためにも、調整作業の撤廃が望ましい。
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