タクトタイム

タクトタイム トヨタ生産方式用語
タクトタイム

タクトタイム

部品1個又は1台分をどれだけの時間で、生産すべきかという時間値をいう。タクトタイムは次の式から求める。
タクトタイム=(日当り稼働時間(定時))/(日当り必要数)

稼働時間は就業の定時間、可動率は100%として算出する。顧客から要求された品物を1つ造るのに必要となる時間もしくはピッチをいう。これは機械能力や人員数によって決められるものではなく、市場から要求された生産数量と稼働時間が判断基準となる。算出する式は次のとおり。

1日当たりの生産数量=1ヵ月の生産数量/稼働日数

タクトタイム=1日の稼働時間/1日当たりの生産数量(日当たり数)

それゆえタクトタイムで物を造るということは、「顧客・市場の要求する必要数によってラインピッチを決める」ための平準化生産を意味する。

タクトタイム     引用:日本規格協会 QM用語

各作業工程が同期して作動する時間スロット

加工された製品がそのラインから送り出されてくる時間間隔

流れ作業のようなラインシステムで用いらピッチタイムともいう。

つまり、この時間によってラインの生産量すなわち生産能力が決められる。

タクトタイムの計算式は下記のとおり

タクトタイム = 稼働時間÷必要数*必要数とは生産計画上、必要とされる生産量のこと。

タクトタイムは、マーケットインの考え方です。

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