造り過ぎのムダ
「不必要な物を、不必要な時に、不必要なだけ造る」ことを、“造り過ぎのムダ”という。JIT生産の正反対のやり方である。この造り過ぎのムダは、数あるムダの中でも、極悪なムダであり、他のムダを招く“ムダのルーツ”ともなる。
つくりすぎのムダ(Waste of overproduction)
後工程が困らないようにと在庫を大量に持つことは『よい事』とつい思ってしまうが各部署、全工程がそれを実行したら工場中、在庫品で身動きが取れなくなってしまう。
トヨタ生産方式では、必要数だけしか造ってはいけないのである。生産性という数字を上げるだけのために、販売見込みのない、必要ないモノを作ってはならないのである。「つくりすぎのムダ」は「つくりすぎを押さえる働き」がないことから「目で見る管理」や「カンバン」方式に発展していった。
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